昨年12月のよう素漏れの原因解明もなくMOX燃料の 装荷を実施しようとしていることについて抗議行動のお知らせ

ご承知のとおり、2010年12月9日プルサーマルを実施している玄海原子力発電所3号機で放射性ヨウ素漏れが発生し、11日手動によって停止させ、原因調査に入りました。
 この調査結果について九州電力は2月8日「燃料棒に損傷や変形、異物の付着などはなく燃料棒に偶発的に開いた微小な穴からの漏えいが原因と推定される」と発表したことは、皆さまご承知の通りです。
そして、「強い放射能を持つ使用済み燃料に作業員らは近づけず、顕微鏡などを使って詳細に調べるのは不可能だ」と説明した上で「異常があっても想定の範囲内」「安全上問題はない」とし、3月上旬には新しいMOX燃料集合体を16体装荷、4月には運転再開する方針を発表しました。

 そこで、私たち九州の住民は九州電力の今回の運転再開に対してとうてい納得できないため、玄海原発における過去の漏洩の調査も含め、今回のよう素漏れの原因であるピンホールの実態解明に向けて、さらに追加して質問状を提出することにしました。

 九州電力は、少なくとも、私達の質問にすべて納得のいく回答すべき義務があり、なによりも安全を最優先にした原子力発電所の運転に責任があります。

★緊急ですが下記のとおり抗議行動を実施します。

<街頭宣伝行動と質問書提出>

日 時: 2011年2月17日(木)15:00から   
     天神コア前から九州電力本社までで「街頭宣伝」
     16:00〜 記者会見(九電1階ロビーにて)
  16:30〜九州電力株式会社本社1Fロビーにて「質問書提出」

問合せ先: 於保泰正(電話:090-3325−0651)

なお、今回は質問状提出ですが、九電の実態を報道機関に伝えるために
事前に記者会見を予定しています。
また、来週22日はようやく2ヶ月も待たされた「説明会」を予定しています。
(予告)九電交渉=説明会
■日時:2月22日(火)
午前10時〜10時30分 記者会見 九電玄関ロビーにて
午前10時30分〜   九電交渉=説明会 九電本社ビル会議室にて    
 
★こちらは追って詳細をお知らせさせて頂きます。