■優れたドキュメンタリー映画を観る会 vol.27

■優れたドキュメンタリー映画を観る会 vol.27
特集:つながる人々
2011年4月23日(土)〜4月30日(土) 全14作品日替わり上映
下高井戸シネマにて
tel:03-328-1008
URL: http://shimotakaidocinema.com

当日料金:一般・学生1300円 / 小・中・障がい者・シニア・会員1000円
*『大丈夫。』『ショージとタカオ』のみ:一般1600円
<前売券発売中>*前夜祭にはご利用いただけません。
1回券 1000円 劇場窓口・チケットぴあにて(Pコード462-596)
5回券 4500円 劇場窓口にて

『大丈夫。―小児科医・細谷亮太のコトバ』
(2011年/日本/1h25)演出:伊勢真一
「大丈夫。」小児科医・細谷亮太さんは診察を終えた病気の子どもたち一人ひとりに
必ずそのひと言を添えて、励ます。40年間近く小児がん治療の最前線に立ち続けて
きた細谷先生の10年間の発言記録と、俳人として子どもたち、仕事、生きることを
詠み続けた俳句で綴る、「いのち」に触れるドキュメンタリー。
4/23(土)のみ アフタヌーンショー PM12:30
4/24(日)〜4/29(金・祝) アフタヌーンショー PM1:00
★4/23(土)&4/29(金・祝)伊勢真一監督、細谷亮太さん(聖路加国際病院副院長)に
よるトークショーあり
★ 4/24(日)、4/26(火)、4/27(水)、伊勢真一監督によるトークあり

『明瑞発掘』
(2010年/日本/1h03)監督:岡村淳
明治時代の天才神童書家として天皇までも驚嘆せしめた異能の人・伊藤明瑞(めい
ずい)。明瑞美術館を作る決意をした山口県の龍昌寺の竹林住職が、風化し埋もれ
てしまっていた明瑞作品を求めて日本全国を旅する三部作。
4/23(土) モーニングショー AM10:30
★岡村淳監督によるトークあり

『ANPO』
●2010年キネマ旬報文化映画ベストテン第9位
(2010年/日本/1h29)監督:リンダ・ホーグランド
60年安保当時、熱かった日本をアーティスト達がどのように表現したのか。
日本にも「抵抗」の歴史があり、その「抵抗」を世界級のアートとして表現し続け
ている彼らに迫る。
4/23(土) レイトショー PM8:45

『月あかりの下で ある定時制高校の記憶』
●2010年キネマ旬報文化映画ベストテン第2位
(2010年/日本/1h55)監督:太田直子
夜間定時制高校のあるクラス。様々な痛みや葛藤を抱えた若者たちが、悩み、ぶつ
かり、支え合い過ごした日々。入学から卒業までの4年間、生徒一人ひとりに寄り添
った貴重な記録。
4/24(日) モーニングショー AM10:30
4/26(火) レイトショー PM8:45
★4/26太田直子監督によるトークあり

『いのちの林檎』
(2010年/日本/2h00)監督:藤澤勇
呼吸困難、昏睡、転倒、電磁波過敏、重度の化学物質過敏症の早苗さんの過酷な症
状を追う。絶望の淵で彼女の生きる希望となったのは、木村秋則が苦闘の末に実ら
せた無肥料無農薬の林檎との出会いだった。
4/24(日) レイトショー PM8:45
藤澤勇夫監督/馬場民子プロデューサーによるトークあり

『ショージとタカオ』
●2010年キネマ旬報文化映画ベストテン第1位
(2010年/日本/2h38)監督:井手洋子
布川事件の犯人となり、20歳の時から29年間獄中にいたショージとタカオ。「フ
ツーのおじさんになりたい」と冤罪を訴える。
仮釈放から再審公判が始まるまでの14年間の記録。
4/25(月) モーニングショー AM10:00
4/28(木)レイトショー PM8:40

ヒロシマナガサキ ダウンロード』
 (2010年/日本/1h13)監督:竹田信平
終戦後、アメリカに移住した被爆者たちがいた。原爆の記憶に苦しみ、後遺症への
恐怖に怯えながらも、半生を過ごしてきた人々。原爆を体験していない世代の青年
2人が、在米被爆者の魂に迫るロードムービー
4/25(月) レイトショー PM8:45
★関係者によるトークを予定

『あした天気になる?発達しょうがいのある人たちの生活記録』
●2009年あいち国際女性映画祭愛知県興行協会賞
(2009年/日本/1h25)監督:宮崎信恵
福岡県にある入所更生施設の人々とその日常に寄り添う職員に密着。
その「歩み」はゆっくりでも一人の人間として一生懸命生きている。
4/26(火) モーニングショー AM10:40
★宮崎信恵監督によるトークあり

『タケオ ダウン症ドラマーの物語』
(2010年/日本/1h20)監督:常田高志
ダウン症の青年タケオは11歳でアフリカン・ドラムと出会い、夢中になった。彼に
とって音楽はコミュニケーションのための必需品。
2008年に本場セネガル渡航。彼のリズムは国境を越えて、つながっていく。
4/27(水) モーニングショー AM10:50
★常田高志監督によるトークあり

『9月11日』
(2010年/日本/1h18)監督:大宮浩一
理想の介護を実現させようと、若者たちが立ち上げた7つの施設・事業所の日常と、
彼らが主催・出演したイベント「Love & Peace & Care 2010 inヒロシマ〜介護バカ
の集い」の記録。これは現在進行形の“静かな革命”。
4/27(水) レイトショー PM8:45
★大宮浩一監督によるトークあり

『ただいま それぞれの居場所』
●2010年キネマ旬報文化映画ベストテン第3位
(2010年/日本/1h36)監督:大宮浩一
「一律に決められた“やらされる介護”はしたくない、一人一人に相応しい介護を
見つけていきたい」利用者やその家族と深く関わることを望み、日夜奮闘する施設
スタッフの姿を映す。
4/28(木) モーニングショー AM10:50

『こつなぎ 山を巡る百年物語』
●2009年キネマ旬報文化映画ベストテン第2位
(1960〜2009年/日本/2h00)監督:中村一
岩手県小繋。地域で生きるための権利を求める闘いと、大正から平成に至る農民の
暮らしをつぶさに捉える。埋もれさせてはならない歴史から、日本人の暮らしのあ
り方を問いかける。
4/29(金・祝) モーニングショー AM10:20
★菊地文代さん(制作)によるトークあり

友川カズキ 花々の過失』
●2009年コペンハーゲン国際ドキュメンタリー映画祭 最優秀賞
(2009年/日本・フランス/1h10)監督:ヴィンセント・ムーン詩人・画家・競輪ファ
ンとしても知られる歌手、友川カズキ。「人と人は別れられないんだよ。出逢うだ
けなんだ。」ある人はいう、絶叫する哲学者だと。魂に響くひとりの男の人生。
4/29(金・祝)レイトショー PM8:45
友川カズキさんによるトークあり

『小さな町の小さな映画館』
2011年/日本/1h45)監督:森田惠子
北海道の小さな町「浦河」に創業93年映画館「大黒座」がある。
過疎化が進む町の現実は厳しいながらも、いつも応援してくれる町民がいる。映画
館を町の文化を大切にしたいという熱い想いが伝わってくる。
4/30(土) レイトショー PM8:45
★森田惠子監督によるトークあり

〈4/22(金)公開前夜祭〉
前売券限定150名様
特集にさきがけ公開前夜祭を開催します。
第1部:4月に真打ちに昇進する神田織音さんによる、成年後見制度がテーマの『親
亡き後を心配して』と介護殺人がテーマの『桂川・親子心中事件』の講談2本立てを
上演。
第2部:「決められたやり方でなく、ひとりひとりに相応しい介護を」と日夜奮闘す
る3つの介護施設を追ったドキュメンタリー映画『ただいま それぞれの居場所』の
上映と、大宮浩一監督による舞台挨拶。
開演PM6:50〜PM10:15(予定)
料金:一般・学生2000円 / シニア・会員・障がい者1800円
※劇場窓口にてチケット販売中。当日券は販売いたしません。