「瀬戸内海と原発—福島原発震災から伊方原発と上関原発計画を考えるー」

環瀬戸内海会議 第22回総会・記念講演会
「瀬戸内海と原発福島原発震災から伊方原発と上関原発計画を考えるー」

瀬戸内海は「閉鎖性水域」であり、海水の9割が入れ替わるのに1年半かかるとされています。その瀬戸内海に唯一立つ「伊方原発」。もし伊方から放射能が垂れ流されたら、何が起きるのか?
伊方原発は、瀬戸内の西の端にあり、松山まで57km、大分まで70km、観音寺144km、姫路264kmです。これらは福島原発から見て、それぞれ福島市北茨城市宇都宮市横浜市までの距離に相当します。福島の経験からいけば、これらの町にも伊方からの放射能が到達することは充分考えられます。また放射能の滞留による海の汚染は食物連鎖に伴い、プランクトン、イカナゴなどの生物濃縮を経てタイ、サワラなどに及び、豊かな瀬戸内海の生態系が破壊され、沿岸漁業は壊滅すると予想されます。さらに伊方から40キロには上関原発の計画もあります。海と原発の関係を、福島事故を検証し、分かりやすくお話をしていただきます。
お話 湯浅一郎氏(ピースデポ代表、環瀬戸内海会議顧問)

★日時 2011年7月9日(土)13時〜
★場所 コムズ5階 大会議室 松山市三番町6丁目4番地20 
http://www.coms.or.jp/index2.htm  
      参加費 700円

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