4月6日(土)日消連シンポ「食品中の放射能はいま ――消費者と生産者のための 放射能測定」

4月6日(土)に下記の内容で日消連シンポ「食品中の放射能はいま――
消費者と生産者のための 放射能測定」をスペースたんぽぽで行います。
ご参加お待ちしています。また、拡散していただければ幸いです。

4月6日(土)日消連シンポ「食品中の放射能はいま
――消費者と生産者のための 放射能測定」
食べものの放射能汚染という大きな問題を改善する万能の解決策はもとよりあり
ません。けれども、ひとつはっきりしているのは、消費者と生産者の両方にとって
の「測る」ことの重要性です。
多くの消費者は、国の「食品中の放射性物質の基準」は高すぎると感じています。
ちゃんと測定されているのかという不安も拭えません。食品小売店で値段と産地
しか表示がない現状で、消費者が内部被曝を避けようと思えば、福島原発から
できるだけ遠い産地のものを選びたくなるのは当然です。しかし、これでは福島
やその周辺の生産者は生き残ることができません。
これまで、消費者と生産者が手を携えて育ててきた「提携」運動や「地産地消
運動、食料安全保障が、放射能汚染の重荷の下で危機にさらされているのです。
この現状を乗り越えるために、「測って表示する」取り組みが生産者・消費者双方
で進められています。
このシンポジウムでは、従来の食品測定の取り組みを一歩深めて、農地の詳細
な「汚染マップ」づくりにより、福島の農業者とともに生産再生を行なう取り組みを
進めている石井秀樹さん(福島大学うつくしまふくしま未来支援センター産業復興
支援部門・農業復興支援担当特任准教授)に、食品汚染の現状と問題点、再生
のロードマップについてうかがいます。また、市民放射能監視センター「ちくりん舎」
の方から、市民放射能測定の全国ネットワークづくりの最新情報をうかがいます。
内部被曝を避けたい消費者が、どうすれば放射能被災地の農業再生とつながれ
るのかを、みんなで考えます。
講師: