どう計算しても原発のコストは高い! 浜岡原発は廃炉にするしかない

〇29日(休日) 午後の部  14時〜16時15分

講 師: 三上 元(静岡県湖西市長  浜岡原発から60キロ圏)
     脱原発をめざす首長会議世話人 浜岡原発差し止め訴訟原告

テーマ: どう計算しても原発のコストは高い! 
      浜岡原発廃炉にするしかない

会 場: 名古屋市昭和区役所の講堂
      (地下鉄鶴舞線桜通線御器所」8番出口すぐ)
参加費: 800円

原発はキケンだが、‟安い”ということから、経済界は支持してきました。
本当にそうでしょうか。「核のゴミ」の10万年間の保管コスト、事故を起こした
原子炉の廃炉のコスト、事故の賠償コストを加えれば、驚くほど高価になります。
これに事故の損害賠償保険加入を義務づければ、浜岡電発は間違いなく
廃炉です(三上さんのお話し)。

〇 29日  夜の部    17時30分〜20時

講 師: 島昭宏 弁護士(「原発メーカー訴訟」弁護団長)
      島キクジロウの名前でロックバンドのボーカルとして活動。
      弁護士として環境問題や原発問題などで、国や企業と闘っています。

講 演: なぜ「原発メーカー訴訟」を起こしたのか
      〜原子力損害賠償法は憲法に違反する〜
      原発輸出をさせないためにアジアの市民と連携を!

ライブ: 島キクジロウ(ギター、サックス、パーカッション)とマチルダマーチ(ギター、
     パーカッション)
会 場:午後の部の会場と同じです。
参加費:800円

あれほど大きな原発事故をおこしても、原発を造ったメーカは何の責任も問われ
ません。原子力損害賠償法では、原発メーカの賠償責任は負わされていません。
島弁護士は言っています。
『メーカーは一切のリスクを負わず、利益を追求できる。この仕組みを崩さない
限り、原発体制は揺るがない。訴訟を通してメーカーの社会的責任を認知
させたい』 『人は原子力の恐怖から免れて生きる「ノーニュークス権」がある』と。

それどころか、日本はトルコへ原発を輸出しようとしています。トルコは日本と
同じ地震大国です。日本のメーカーが製造した原発プラントで事故が起きた
らどうするのでしょうか。福島原発事故のようにメーカーは責任を追及されず、
お金を儲けてしまえば知らないふりをするのでしょうか。
原発メーカー訴訟」の原告は世界で4000人を超えました。
被告はGE,日立製作所東芝の3社です。
台湾、インドネシアを訪問された崔勝久事務局長の報告もあります。

島さんがボーカルのライブもすごいです。ぜひご参加ください。