スウェーデン研究講座「食品の安全と消費者〜スウェーデンの取組みと日本との違い」

第112回スウェーデン研究講座「食品の安全と消費者〜スウェーデンの取組みと日本との違い」のご案内を申し上げます。

スウェーデン人の自慢のひとつに「スウェーデンにはサルモネラ菌がいない国」という事があります。安全な食品を確保するという、行政と消費者の緊密な連携プレーの結果と言えるでしょう。ところが今年の春にドイツで発生した大腸菌に汚染された食品ではスウェーデンでも死者がでるなど社会問題になりました。86年のチェリノビル事故で一番放射能被害の大きかった外国はスウェーデンです。今、我々は福島、宮城産の牛肉や野菜や米などに大きな不安を抱いています。この機会に食の安全について幅広くスウェーデンがどのように取組んでいるか消費者の視点を中心にして考えて行きたいとおもいます。

今回はこのようなテーマについて市民団体「食の安全・監視市民委員会」代表のマーティン・フリッドさんにお話をいただきます。
フリッドさんは、スウェーデン消費者連合で食品の安全と世界貿易を担当し、スウェーデン行政当局のみならずEU議会にも消費者の声を反映させるなど幅広く活躍する消費者問題の国際的なエキスパートです。2004年からはNPO日本消費者連盟や食品と暮らしの安全基金などをベースに、食品の安全に関する普及・啓蒙活動を続けています。代表的な著作に[ニッポンの食の安全ランキング555(講談社)]があります。

是非多くの方の御参加をお待ち致します。会場の都合で先着100名で締切り、満席の場合には会員優先とさせて頂きます。
お申込みは
sweden@tkm.att.ne.jp
にお願いします。

第112回 スウェーデン研究講座「食品の安全と消費者〜スウェーデンの取組みと日本との違い」
日時:平成23年8月23日(火)午後6時〜8時(5時半開場)
場所:スウェーデン大使館1階オーディトリウム(港区六本木1−10−3)
講師:「食の安全・監視市民委員会」代表、消費者問題エキスパート マーティン・フリッド氏
言語:日本語
会費:スウェーデン社会研究所会員、スウェーデン語講座受講生は無料、非会員1000円、学生500円(当日受付にて)
申込:
sweden@tkm.att.ne.jp
電話:03-5661-6035 ファクス:03-3655-1596
主催:(社)スウェーデン社会研究所
HP:http://www.sweden-jiss.com
以上